インテリアコーディネーター
学習期間:8ヶ月
インテリアコーディネーターは、お客様に快適な住環境を提供するために適切な提案や助言を行うプロフェッショナルです。
- 1 インテリアコーディネーターとは
- 2 インテリアコーディネーター資格試験を取る方法
- 3 インテリアコーディネーター資格試験の難易度・評価
- 4 インテリアコーディネーター資格試験の学習方法
- 5 インテリアコーディネーター資格試験を取得するメリット
- 6 インテリアコーディネーターの仕事内容
- 7 インテリアコーディネーターのやりがい
- 8 インテリアコーディネーターの適性があるのはこんな人
- 9 インテリアコーディネーターの給料、年収
- 10 受験者の口コミ
- 11 インテリアコーディネーター資格試験受験当日の注意
- 12 資格情報まとめ
- 13 インテリアコーディネーター資格試験の勉強ができる通信学習一覧
- 14 インテリアコーディネーター資格試験が学べる学習サービスの詳細
- 15 問い合わせ先
インテリアコーディネーターとは
インテリアコーディネーターは、住まい手にとって快適な住空間を作るために適切な提案・助言を行う当協会が資格認定する専門職です。
インテリア(内装、家具、ファブリックス、照明器具、住宅設備等)に関する幅広い商品知識を持ち、住宅・インテリアメーカー、工務店、販売店やフリーな立場で、インテリア計画や商品選択のアドバイスなどを行います。
インテリアコーディネーター資格試験を取る方法
受験資格は特になく、年齢・性別・学歴・職業・実務経験などを一切問わず、どなたでも受験できます。
正式な合格基準は公表されていませんが、毎年実施される一次試験のマークシート形式問題、二次試験の論文・製図において正答率70%~80%以上で合格です。
インテリアコーディネーター資格試験の難易度・評価
インテリアコーディネーターは、決められた資格や実務経験がなくても働けます。しかし、インテリアの知識がある証明をするためにも「インテリアコーディネーター資格試験」の取得をおすすめします。
インテリアコーディネーター資格試験は一次試験・二次試験に分かれており、一次試験32.4%、二次試験59.0%、合わせた全体の合格率は20%前後と民間資格の中でも難易度の高い資格です。
一般的な資格では二次試験の方が合格率が低い傾向がある中、インテリアコーディネーター資格試験では一次試験の合格率が極端に低い傾向があります。
また、インテリアコーディネーター資格試験を取得すると、「不動産」「デザイン事務所」「リフォーム会社」「ショールーム」「工務店」などの住生活に関する業界に就職・転職でき、活躍できる場が豊富にあります。
インテリアコーディネーター資格試験の学習方法
インテリアコーディネーター資格試験では、明確な合格基準が公表されていませんが、一次試験は70%~80%の正解率が合格基準となっています。
出題される問題は、「インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること」「インテリアコーディネーターの仕事に関すること」「インテリアの歴史に関すること」「インテリアコーディネーションの計画に関すること」「インテリアエレメント・関連エレメントに関すること」「インテリアの構造・構法と仕上げに関すること」「環境と設備に関すること」「インテリアコーディネーションの表現に関すること」「インテリア関連の法規、規格、制度に関すること」から出題されます。
一次試験では、インテリアに関する知識だけでなく、建築構造や法制度の知識までもが求められるので過去問題や参考書を隅々まで読み、用語を暗記する必要があります。
また、二次試験はマークシート方式と異なり、論文や製図の試験になるため、過去問やテキストを使い、図面の書き方を真似て製図を描くスピードを身につけてください。
通信学習では、「図面作成」に特化した解説動画も用意されているので図面を作成したことのない方でも安心して学習できるメリットがあります。そのため、図面作成に不安を抱える方は通信学習も検討してください。
インテリアコーディネーター資格試験を取得するメリット
就職できる職種が豊富
インテリア関係の職種に就いている方でも、インテリアについての知識を一から学んだ方は非常に少ないです。そのため、インテリアコーディネーター資格試験の取得を通じて学んだ知識は様々な業界で活用できます。
ハウスメーカーやリフォーム会社のような住宅業界がメインの就職先ですが、それ以外にも「デザイン業界」「流通業界」など活躍の場は多岐に渡ります。
お客様の信頼度が上がる
最近では、自宅の住空間に対してこだわりを持つ方が増えてきました。そして、そのような方はインテリアコーディネーターに相談する方も少なくありません。
お客様の中には「インテリアコーディネーター資格試験」を保有している人に相談したいという方が多くいるので、お客様から信頼されるためには「インテリアコーディネーター資格試験」は必要不可欠な資格です。
そのため、インテリアコーディネーター資格試験を持っていると、お客様から信頼感を持って接してもらえるメリットがあります。
自宅のリフォームも思いのままに
専門知識やスキルを身につけると、仕事の場で知識を活用するだけでなく、自宅のプライベート空間をリフォームや新築する際に知識を役立てられます。
その部屋に適した照明や家具の種類・配置が分かるので、自分の理想のプライベート空間を作れるでしょう。
インテリアコーディネーターの仕事内容
インテリアコーディネーターはお客様から要望を聞き出し、住空間の壁紙、照明、家具などを組み合わせ、その空間に合った環境をアドバイスします。住宅に関するアドバイスをするだけでなく、オフィスやショッピングモール、公共施設など様々な場所において活躍しています。
また、お客様と接するだけではなく、建築士や現場の職人と関わる場面も多く、現場とお客様をつなげる橋渡しになる重要な仕事です。
インテリアコーディネーターのやりがい
インテリアコーディネーターの一番のやりがいとなるのは、お客様の漠然としたイメージを形にしていく点です。
お客様の中には、漠然としたイメージしか持っていない場合が多く、そのイメージを理解して、曖昧な要望をインテリアとして形にしていく過程は大変さもありますが、完成したときはやりがいを感じられます。
また、漠然なイメージから具現化されたインテリアを見て、満足したお客様から「ありがとう」と、声をかけてもらえた時には、さらにやりがいを感じるでしょう。
インテリアコーディネーターの適性があるのはこんな人
- コミュニケーションが得意な人
- インテリアが好きな人
- トレンドに敏感な人
インテリアコーディネーターはお客様が求めている内容を理解し、提案を行うのでコミュニケーション能力が求められます。そのため、他人とのコミュニケーションを取るのが得意な人に向いています。
また、インテリアもファッションと同様にトレンドがあるので、トレンドに敏感な人であればお客様に対しても最新のインテリアをアドバイスできるのでインテリアが好きでトレンドに敏感な人もおすすめです。
インテリアコーディネーターの給料、年収
【東京都内 インテリアコーディネーター教員】
◎正社員
月収:300,000円~600,000円、年収400万円以上
(賞与2回含)
【東京都内 ショールーム】
◎正社員
月収:225,000円〜
受験者の口コミ
お客様から信頼度が上がりました。
好きなことが仕事になった!
今まで趣味でインテリアをいじっていただけなので、インテリアの基礎を学ぶところからで学習は非常に大変でした。それでも努力の甲斐があって資格に合格しました。資格合格後は住宅メーカーに就職が決まり、ショールームの提案業務に携わっています。
キャリアアップができました。
未経験でも合格!
インテリアコーディネートの正しい知識を再確認できる
インテリアコーディネーター資格試験受験当日の注意
-
開始時間・実施会場の確認
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筆記用具の持参
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受験票を持参
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試験問題を持ち帰る
インテリアコーディネーター資格試験は筆記試験のため、鉛筆またはシャープペンシルが必要になります。硬度はBまたはHBに限定されるので注意してください。また、試験時間が12:30~15:10と長いため、試験開始前に朝昼兼用の食事を摂るのをおすすめします。
一次試験が終わったら試験問題を持ち帰り、答え合わせをしてください。合格点に達していたら、次は二次試験の対策を始めなければいけません。
そのためにも、必ず試験問題は忘れずに持ち帰りましょう。
資格情報まとめ
資格・試験名 | インテリアコーディネーター資格試験 |
---|---|
主催団体 | 公益社団法人 インテリア産業協会 |
試験区分 | 民間資格 |
試験日程 | 一次試験:毎年10月 二次試験:毎年12月 |
受検料 |
①基本タイプ(一次試験→二次試験)受験料:14,850円(税込) ②一次試験<先取り>タイプ(一次試験のみ) 受験料:11,550円(税込) |
申込期間 | 試験日の3ヶ月前から |
試験会場 | 北海道・岩手県・宮城県・群馬県・東京都・愛知県・石川県・兵庫県・広島県・香川県・福岡県・沖縄県の全12地域 |
試験ランク | なし |
受験資格 | なし |
合格率 | 約20% |
出題形式 | 学科(マークシートによる択一式) |
出題範囲 |
1.インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること |
合否基準 |
【一次試験】 ・インテリアコーディネーターとしての役割、職能、必要な実務内容・手順および職域等に関する基礎知識を有していること。 ・古代から現代に至る日本及び西洋のインテリアの歴史に関する基礎知識 ・インテリアコーディネーションのための基本的な検討事項(生活像、規 ・インテリアエレメント(住宅家具、造作部品、システム・ユニット製品、ウインドートリートメント、カーペット、インテリアオーナメント等)、各種品質表示、エクステリアエレメント等に関する基礎知識を有していること。 ・建築の構造・構法、インテリア(床・壁・天井)の構法、造作と造作材、機能材料と構法、建具、仕上げ材と仕上げ等に関する基礎知識を有してい ・室内環境(熱、湿気、換気・通風、音、光)、住宅設備(給排水、換気・空調、自然エネルギー、電気、照明、水回り設備機器)に関する基礎知識を有していること。 ・建築等設計図書、二次元・三次元表現技法、CAD表現・レンダリング、プレゼンテーションに関する基礎知識を有していること。 ・インテリアに関連する建築・住宅、省エネ・環境・リサイクル、高齢者・障害者配慮、品質・安全性等分野の法規制・規格・制度・表示に関する基礎知識を有していること。 【二次試験】 <論文> |
結果発表 | 試験日から約2ヶ月後 |
インテリアコーディネーター資格試験の勉強ができる通信学習一覧
インテリアコーディネーター資格試験が学べる学習サービスの詳細
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問い合わせ先
インテリアコーディネーター資格試験運営事務局
電話番号:03-6380-8929
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