TOEIC(R)L&Rテストとは？資格の取得方法,仕事,給料など徹底解説

TOEIC(R)L&Rテスト

学習期間：3ヶ月

資格の概要

TOEIC(R)L&Rテストは英語の能力を点数（スコア）で評価し、世界基準で使われている能力測定試験です。

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TOEIC(R)L&Rテストとは

TOEICは、Test of English for International Communication の略で、「国際コミュニケーションのための英語力測定試験」を表しています。

その中で、TOEIC® Listening & Reading Testでは、Listening（聞く）・Reading（読む）という2つの英語力を測定するテストです。

日常生活やグローバルビジネスにおける正確な英語力を測定する、世界共通のテストになっています。

引用：一般財団法人　国際ビジネスコミュニケーション協会

TOEIC(R)L&Rテストの受験方法

TOEIC(R)L&Rテストは、年齢制限もなく、どなたでも受験できます。

TOEIC(R)L&Rテストは、点数によって自身の英語レベルを把握できる試験です。

TOEIC(R)L&Rテストの満点は990点になっており、簡単な日常会話は600点以上、日常会話・簡単なビジネス英語は700点以上、実践的なビジネス英語は800点以上、専門的なビジネス英語・ネイティブ同等は900点以上、という英語力を判別する基準があります。

TOEIC(R)L&Rテストの難易度・評価

TOEIC(R)L&Rテストで600点以上を取得できる人の割合は、受験者のうち約47%です。

よって、目標の点数（スコア）を上げることで難易度も高度になります。

400点以上を取得する難易度は中学英語の理解が基準になっており、600点を超える点数の取得を目標とする場合は、高校英語の理解が必要です。

また、700点以上を目標にする場合には、難易度は非常に高くなります。

試験の点数を平均600点以上取得している方が、苦手な部分を重点的に6ヶ月以上の学習すれば、700点以上も取得可能です。

TOEIC® L&Rテストの点数が高いと、個人の英語能力が高評価され、外資系企業や大手企業の海外事業部に就くことが可能になるだけでなく、最近では多くの一般企業でも能力判断材料として利用されているため、800点以上の点数を取得すれば、就職や転職でも非常に有利なスキルになっています。

TOEIC(R)L&Rテストの学習方法

TOEIC(R)L&Rテストの試験では、リスニング（約45分間・100問）、リーディング（75分間・100問）、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式のテストです。

学習方法は、知識を増やし日常会話などの要点を理解しながら、答えられるようになる必要があります。

また、基本的な文法や意思を的確に伝える語学力も必要です。

基本知識に含まれる要素として、単語力・リスニング力・文章読解力が求められるので、記憶力も重要になります。

語学スクールなどに通い、語学力の向上やリスニング力の強化をする方法もありますが、通信学習がオススメです。

通信学習では、基礎コースから応用コースまでのカリキュラムが分かれているため、個人の英語レベルにあった学習法ができるうえに、専用テキストも入手できます。

また、自宅で自身のペースで勉強できるため、空いた時間を有効活用した学習が可能です。

TOEIC(R)L&Rテストを取得するメリット

就職活動で英語力を武器としてアピールできる

現在は、日本でもグローバル化が進み、英語力が必要な時代になりました。

大学生でも英語力が就職活動で大きく影響する時代です。

その中で、TOEIC(R)L&Rテストで高得点を取得すると、学生同士でも差別化を図れ、個人の武器として英語スキルをアピールできます。

英語スキル向上で収入UPや転職にも活用できる

社会人の場合、英語力に応じて業務内容も異なり、収入UPにつながることがあります。

近年では、非常に多くなっている海外のクライアントや外国籍の従業員などに対しても英語でのコミュニケーション力を発揮し、会社からの高評価につながります。

また、転職活動でも外資系企業や海外勤務などの選択肢も広がり、英語のスキルが高い証明ができ、優位性を得られます。

海外旅行などで高度な英語にも対応できる

TOEIC(R)L&Rテストで英語を学ぶと、海外旅行などで英語を活かせます。日本にも多くの外国人が増える中で、街中でも英語スキルを活かし、万が一の時に対応が可能になります。

また、英語スキルを使って子供に教えたり、在宅でテストの採点業務などでも収入を得ることもできます。

TOEIC(R)L&Rテストで高得点を取得した方の仕事

TOEIC(R)L&Rテストで800点以上の高得点を取得した方の業務内容を例に説明します。

TOEIC(R)L&Rテストで800点を取得した方は、英語を多く話す業務が基本になります。

例えば、空港関係の業務、英語講師、秘書、外資系企業の窓口などです。

800点以上のスキルを持っている方は、英語を話すだけで無く、読み書きも含め、人と人が接するコミュニケーション力も求められます。

業務内容は多種多様ですが、どの職種でも高度な英語力が必要な業務に就く方が多く、正確な英語を使う業務で活躍ができます。

TOEIC(R)L&Rテストで高得点を取得するやりがい

TOEIC(R)L&Rテストで高得点を取得するやりがいは、自身の英語スキルが向上し、リスニング力が変化してきた時に感じます。

学生に頃から学んでいた英語を、大人になって再学習すると暗記力なども衰え、非常に難しさを感じます。

しかし、通信学習などで基礎コースから始め、少しずつ点数をあげるように学習をすると英語の楽しさや、語学力に自信を持てます。

最初から英語の基礎が完璧な方は、高得点取得までの道のりが短いのは事実です。

しかし、最初は中学英語の400点も取得できない方でも、あきらめてはいけません。

語学は日々の積み重ねが重要です。12ヶ月の学習期間をもって少しずつスキルアップするのが一番のやりがいに繋がります。

TOEIC(R)L&Rテストの適性があるのはこんな人

英語が好きな方
英語を使う仕事に就きたい方
英語能力を身に着けて、スキルアップしたい方
海外勤務を希望している方
海外生活がしたい方

世界共通言語の英語能力を高めることで、様々な分野で活かせます。
英語でコミュニケーションが取るれると、仕事や生活などだけでなく、大きく言えば人生が変わることもあります。

これからの日本では、小学生などの授業でも英語が導入され、母国語と英語が必須になってきています。その中で、高度な英語能力を持っていると、強い武器になるので、TOEIC(R)L&Rテストを通して英語を学ぶのをオススメします。

TOEIC(R)L&Rで850点以上の資格保有者の給料、年収

平均年収：350万円～600万円

【東京都内　英語講師】
◎正社員
月収：300,000円、年収400万円以上
（賞与2回含）

【東京都内貿易会社事務スタッフ】

◎アルバイト
時給：2,000円〜

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受験者の口コミ

TOEIC(R)L&Rテストで820点を取得しました！

もともと英語には、全く興味がなかったんですが、今後の転職や自分のスキルUPのために、仕事から帰宅して毎日2時間を通信学習で勉強しました。最初は、500点も取れなかった私が、基礎文法と単語を学び、１年で300点以上スコアを伸ばす事ができました。あきらめずに続けて良かったです。

就職のために自分のアピールポイントがほしい！

私は、大学2年の時に理系を専攻していました。当時は、就職氷河期でスキルが高い人材しか良い就職先の内定をもらえませんでした。そこで、大学の授業とは別に英語の通信学習をはじめました。最初は中学、高校の復習覚で始めましたが、少しずつレベルを上げてビジネス英語まで到達しました！結果的に試験では750点を取得し、就職活動の時に英語スキルをアピールして外資系に就職ができました。

スクールに忙しくて通えず、通信学習に

私は社会人ですが、英語力を向上したいと思い、駅前の英語スクールに入校しました。しかし、忙しさから全然スクールに行けず、学費がもったいない理由で辞めましたが、その時に考え方を変えて通信学習に切り替えました。結果的に残業や飲み会などで遅くなっても、自分のペースで学習できることで、自分にはピッタリな学習スタイルを手に入れました。まだ試験は受けていませんが、高得点を目指して頑張ります。

還暦になってから、再度学習開始

すでに還暦を迎え、毎日自分の時間があります。昨年、海外旅行の際に海外の飲食店で自分の英語が全く伝わらず、非常に困った経験をしました。そこで、少しでも旅行の時にコミュニケーションを取れるように通信学習をはじめました。内容もわかりやすく、忘れていた文法も思い出すので、とても重宝しています。来年には、頑張った証としてテストも受け点数も把握する予定です。

英語の基礎を再認識できる

現在も、英語を使う仕事をしている者です。普段から使っている英語を外国人の方から文法で指摘されることがあり、自分の英語力を再認識するため勉強してテストを受けようと思いました。通信学習では、高得点を取得するためのコースもありますので、重宝しています。

TOEIC(R)L&Rテスト受験当日の注意

受験票
証明写真1枚
有効期限内の写真付の本人確認書類
筆記用具

規定を満たした証明写真を用意し、裏面に「氏名」と「受験番号」をご記入いただいたうえで受験票の証明写真貼付欄に貼り付けてください。

受験時には「パスポート」「個人番号カード」「国内発行の運転免許証」「国内発行の学生証」「国内発行の社員証」「住民基本台帳カード」「外国人登録証明書」「在留カード」「特別永住者証明書」などの本人確認書類が必要になるので忘れないようにしましょう。

資格情報まとめ

資格・試験名	TOEIC® Listening & Reading Test
主催団体	一般財団法人　国際ビジネスコミュニケーション協会
試験区分	民間資格
試験日程	TOEIC L&Rは年10回（1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月）全国約80都市で実施します。
受検料	6,490円（税込）
申込期間	該当試験日の約2ヶ月前から可能
試験会場	【全12会場】水戸日立つくば　宇都宮　足利　小山　高崎　前橋　埼玉千葉東京神奈川　全12会場
試験ランク	なし
受験資格	なし ■未成年の方未成年の方は、保護者の同意を得た上でお申し込みください。 ■11歳未満の方 11歳未満の方が受験を希望される場合は、保護者の方よりお申し込みの前にIIBC試験運営センターへ必ずお問い合わせください。
平均点	公開テスト受験者約90万人の平均点が580点、IPテスト受験者約125万人の平均点が463点です。
出題形式	TOEIC L&Rはリスニング（約45分間・100問）、リーディング（75分間・100問）、合計約2時間で200問に答えるマークシート方式の一斉客観テストです。出題形式は毎回同じで、解答はすべて問題用紙とは別の解答用紙に記入します。テストは英文のみで構成されており、英文和訳・和文英訳といった設問はありません。
出題範囲	【リスニング】パート1：写真描写（6問）パート2：応答（25問）パート3：会話（39問）パート4：説明文（30問）計100問【リーディング】パート5：短文穴埋め（30問）パート6：長文穴埋め（16問）パート7：長文読解（54問）計100問
テスト結果について	テスト結果は合格・不合格ではなく、リスニング5～495点、リーディング5～495点、トータル10～990点のスコアで5点刻みで表示されます。このスコアは正答数そのままの素点（Raw Score）ではなく、スコアの同一化（Equating）と呼ばれる統計処理によって算出された換算点（Scaled Score）です。
テスト結果の通知・確認	テスト結果はOfficial Score Certificate（公式認定証）として、試験日から30日以内に発送します。また、インターネットからお申し込みいただいた方は試験日から17日後にインターネットでスコアを確認することが可能です。